去勢・避妊手術 Castration Contraception
病院の行動指針
わんちゃん・ねこちゃん共通
生後6カ月以降で、予防接種やノミダニ予防がお済みの健康なときに行ないます(発情期中と出産後2カ月は避けます)。発育によって前後し、体の小さい子の場合は1年ほど待つこともあります。
男の子…睾丸の摘出(去勢手術)
女の子…子宮と卵巣の摘出(避妊手術)
通常は当日の夜には退院できます。
子宮に胎児がいた場合、麻酔の醒めが悪い場合、帰宅後飼い主さまがお世話できない場合等は、入院が長引くことがあります。

手術のメリット
繫殖をお考えかどうかが決め手です。
統計的にみて手術をしたほうが平均で2~3年長生きします。
- メス
-
発情と生理がなくなり、妊娠しません。子宮や卵巣の病気になりません。
発情期の鳴き声がなくなります。 - オス
- 縄張りが狭くなります。
猫ですと個体差はありますが3割ほどはケンカをしなくなります。同じく夜鳴き、スプレー(おしっこをかけて縄張りを主張する)行為も3割がなくなります。
オス犬のマウント(飼い主さまの足に腰を振る行動)はほとんど治りませんが、睾丸腫瘍がなくなり、前立腺肥大、肛門腺腫瘍、会陰ヘルニアの発生率が減少します。
手術の流れ
STEP 01
術前検査・
手術日決定
STEP 02 手術前日
STEP 03 手術当日
STEP 04 退院